DJAIKO62の映画レビュー

ラジオDJ、ナレーターのDJAIKO62です。試写会で見てきた映画の感想を基本ポジティブに書いています。

「メリー・ポピンズリターンズ」を見る前にこちらもぜひチェック!2014年日本公開「ウォルト・ディズニーの約束Saving Mr. Banks」

映画DJのDJAIKO62です。「メリー・ポピンズリターンズ」が始まるにあたって、旧映画ブログでまとめていた記事を少し手直ししてアップ!こちらの映画も併せてみてみてくださいませ。

 

 

2014年に日本で公開された映画、「ウォルト・ディズニーの約束 Saving Mr.Banks」です。これはほんっとうに泣けました。

 

 

実はメリーポピンズの誕生秘話がベース

の話、トムハンクスのウォルト・ディズニーに、エマトンプソン演じるメリーポピンズの原作者、そして彼女のお父さん役のコリンファレルもとにかくいい!

 

ストーリー

作品の中では幼少期の思い出が頻繁にフラッシュバックされます。家族を守る一家の主としてのプレッシャーもあるのか、トラヴァースさんのお父さんはお酒におぼれてしまうんですね。はたから見てたら本当にどうしようもないの。

 

でも主人公にとっては一番の遊び相手でもあった大きな存在。大好きな大好きなお父さんだったんです。

 

それに対して大人になればなるほどわかる、お母さんの妻としての苦悩や現実・・・。

 

誰しもが越えられないのはやっぱりおのおのが記憶の中で美化して行く思い出でしょう。 誰のものでもないだけに「かけがえもなく」、執念に近いものもあるんだと思います。どんなに心を寄せても、重ねてみても、本人にしてみたら「あんたに私の何がわかるの!」と、ふれられたくないものでもあります。

 

映画の中であるように手放すという乗り越え方を選んでも、やっぱりいろんな感情に

揺さぶられてしかたのないものなんやとしみじみ思いました。

 

でも、ウォルト・ディズニーだって幼少期の苦しい思い出、忘れられない存在があったからこそ、作者の思いをくみ取り、踏みにじらない、そんな楽しく優しい描き方ができたんだろうと思います。

 

 

TDR

いい大人がスキップしちゃうような、童心に戻って初めて遊園地に連れて行ってもらった時を思い出すような、わくわくとした時間や空間が過ごせるのはまさに魔法だなぁと思います。お子さんやお孫さんがいらっしゃる方は「久しぶりにこういうところへ来たなぁ。」と最初は付き添い的なつもりでも気が付いたら自分が一番楽しんでいたりして。大事ですよね、こういう時間。私はお一人さんですが、友達誘って久しぶりに一日ディズニーとか行ってみたくなりましたよ。

 

めっちゃいい映画でした。ほんまに素敵。ディズニー映画大好きだ。

メリー・ポピンズを知らない人でもすっと入っていけます。

トラヴァースさんの毒舌っぷり、愛嬌、「ひゃー!にくたらしい(笑)!!」って手を叩いて笑っちゃうところもあり。彼女の肉声も聴けるかも!?

 

 

原題のSaving MR. Banksがしっくり。

 

☆Hanako.tokyoにて美術展コラムもアップになりました。2/1 hanako.tokyo

 

DJAIKO62

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