「バイス」とあわせてチェックしたい映画、「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」が公開! SHOCK AND AWE
映画DJのDJAIKO62です。
はじめに。この時期見ておきたい2つの作品。
「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」を見てきました。試写会場を後にする人が「アメリカって本当に政治に興味があるんだね。」と話していましたが、ある意味確かにそう。ジャーナリストよりもある意味ジャーナリズム魂を持って映画というエンターテインメント性を持たせた上で世に問う、というのはなかなか肝が据わっています。ある程度9.11前後の政治や情勢を知っていないと入っていけない話ではあるのですが、3/29公開「記者たち」&4/5公開「バイス」と続けて2作、ぜひ合わせてチェックしてください。
ストーリー
2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ジョン・ウォルコット(ロブ・ライナー/今作では監督・製作も)は部下のジョナサン・ランデ―(ウディ・ハレルソン)、ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)、
そして元従軍記者でジャーナリストのジョー・ギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に取材を指示、しかしどこにも破壊兵器保持の根拠が見つからず、それは政府による捏造であり、情報操作であることを突き止めるに至ります。
何とか真実を伝えようと批判記事を送り出す4人だが、政府の方針を伝えるばかりの大手NYタイムズやワシントンポストの大手新聞社の報道により愛国心が高まる世間からも冷たい目で見られるようになってしまう。
大儀なき戦争により失われる命、それは米兵はもとより罪のないイラク市民だってそうだ。政府の嘘を暴き世論を動かし、戦争を止めることができるのか…。
※一部プレスより抜粋
予告編をどうぞ。
ちょっと感想。
私はバイスを最初に見ていたおかげでついていくことができた感じです。そしてどんな逆境にも真実を報道することで世論を動かしていく記者魂みたいなものを描いた「スポットライト世紀のスクープ」をふと思い出しました。(描いているものは全然違いますが、これは当時とても見ごたえがあるなと思った良作です。アメブロ時代にあげていたものを再編集してあげておきますのでご興味がある方はDVDなどでどうぞ。)
当事者たちの思いや熱意を大事に作られた作品として、意義のあるものだと思いました。
公式サイトはこちらから。
3月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:ツイン
出演:ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ロブ・ライナー、トミー・リー・ジョーンズ他
監督:ロブ・ライナー『スタンド・バイ・ミー』、『最高の人生の見つけ方』、『LBJ ケネディの意志を継いだ男』
脚本:ジョーイ・ハートストーン、音楽:ジェフ・ビール
2017/アメリカ/91分/日本語字幕:齋藤敦子/字幕監修:池上 彰/5.1ch/ビスタ/原題SHOCK AND AWE
DJAIKO62
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