ダウンサイズ Downsizing
映画DJのDJAIKO62です。主に試写会で見てきた作品をメインに感想を書いています。
今日は2018年3月2日公開、マット・デイモン主演の最新作「ダウンサイズ Downsizing」です。
予告編がとてもよ~く出来ています!どうぞ!
アイデア勝ち!
オデッセイのマット・デイモンを期待して見てはいけません(^^;)。「13cmにダウンサイズ(縮小)したら資産は82倍!環境問題も食糧不足も一挙解決!夢の生活を手に入れようぜー!!」というアイデア自体ユニークですよね、もう手を叩いて笑い飛ばすコメディ!縮小する前に歯を全部抜くとか、頭髪を含む体毛を全部剃るとか、そのプロセスが一番近未来感があって面白かったです。
途中からの流れは、好みがはっきり言って分かれそうだなと思いました。
個人的には(予告編以上のネタバレはしません。)
☆王道展開なら…ダウンサイズを結局しなかった愛する妻の元に帰るべく、片道切符のはずのダウンサイズから戻れる方法を探る近未来テクノロジーサスペンスみたいなのだと期待通りだったかなぁと考えたりしました。
ポップなコメディからシリアス路線へ。
途中からはテーマが増えます(笑)夢の国にも現実がある、縮図はしょせん縮図…というシリアスな方向へ舵を切ろうとしたのもわかります。でも、前半ライトでポップやったやん!て雰囲気から一気に変わるので、「愛する妻はどこに行くねん!?」とか、「ダウンサイズ後の世界をどうしてそこまで掘り下げようとしたのか?」とか、「守りたい存在との関係性の説得材料」などなど、予告編には含まれてない部分が相当ボリュームあります。ベトナム人のノク・ラン・トラン役を演じるホン・チャウさんもとってもチャーミングなのですが、役柄上わざとFワードを多用させたりするセリフも多くて、試写会場では手を叩いて笑いが起こっていたけれど、私は少しびっくり。品のない笑いが光る映画は数あるし毛嫌いしているわけじゃありません、ただ、「Fワード=ほら面白いでしょ?」てのが好みじゃないだけです。Tedの1作目とか、モンスター上司とかは下品だけど面白かった。でもダウンサイズの彼女はそこまで口汚くしなくてもいいのになぁ…ってちょっと思って。
試写会で見ると作品について論議する機会もあまりなく、未だに途中からの展開に釈然としていないのもあり、ぜひみなさんの評価や感想を聞いてみたい!と思いますね。
↓夢の世界へのプレゼンテーション!
2018年3月2日日本公開作品。
DJAIKO62
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