DJAIKO62の映画レビュー

ラジオDJ、ナレーターのDJAIKO62です。試写会で見てきた映画の感想を基本ポジティブに書いています。

レッド・スパロー Red Sparrow

DJAIKO62です。完成披露試写会@六本木ヒルズで見てきました。この日はちょっと嫌なこともあって、前からめっちゃ楽しみにしていた「レッド・スパロー」を見る予定だったことに何だかとても救われたんです。面白かったし、応援したいなと。作品自体想像していた感じと全然違うので、まずは予告編からどうぞ。

 

youtu.be

 

いい意味で裏切られる作品

シャーリーズ・セロンがアクロバティックにバッタバッタと敵を倒しまくった「アトミック・ブロンド」とどこかしらビジュアルもポスターも似た感じなので、てっきりジェニファー・ローレンスもビキビキに鍛えて挑むアクション映画かと思ってたら全然違う!ポーカーフェイスの下に隠した怒りや悲しみや恐れが結構ピリッとします。ここ数年で見たやつで言うと、「われらが背きし者」とかの雰囲気と似ているなぁと。不協和音もストリングス、荘厳な雰囲気が全体的に漂います。片言のジェニファー・ローレンスは、きっと見る人が見たらセクシーなんだと思います。

 

ストーリー

トップ・バレリーナとして舞台に立つドミニカ(ジェニファー・ローレンス)はある事故によって足に致命的な怪我を負ってしまい、舞台復帰が絶望的になってしまいます。それまでの生活から一変、叔父でロシア情報庁の幹部マーニャに見込まれたドミニカはスパイの養成学校へ送られます。不本意ながら家賃や母の治療のためには稼がなくてはならなかったんです。ターゲットとなる人物の欲望を見抜き、時には己の魅力も使い誘惑し、国家のために情報を引き出すのがスパイのミッション。「こんなことまで!?」という訓練に戸惑いながらも持ち前の美貌と頭脳で一流のスパイ=スパローとなったドミニカは、まずアメリカのCIA局員に接近して、ロシア政府内に潜むスパイの名前を引き出すというミッションを与えられます。断ることも途中で降りることもできないミッション、敵国アメリカだけではなく祖国ロシアからも狙われる羽目になる展開にハラハラさせられます。

 

原作を書いたのがジェイソン・マシューズ。何と元CIA。33年間の勤務を終え、最初に書いた作品がこの「レッド・スパロー」だったそう。今作ではコンサルタントを担当しました。彼自身も「デビュー作がハリウッドで映画化されたことには非常に驚いた」とコメントしています。

 

監督はハンガーゲーム2、ファイナル:レジスタンス、ファイナル:レボリューションを手掛けたフランシス・ローレンスで、ジェニファー・ローレンスがドミニカ役を演じることを想定した上で少しずつ脚本や話を練っていったそう。これまでとは違うヒロインを覚悟をもって挑んだという新境地にも注目を。

 

ぜひ劇場で!

 

www.foxmovies-jp.com

 

DJAIKO62

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